仕事以外での趣味の話 続き
年齢というものは不思議なもので、10歳歳を重ねるごとに何かそれまでを省みて、もっと変わらなくては?と思ってしまうものの様です。
孔子の、
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
と言う言葉が心の何処かに引っかかって、自分の人生といつも比較しています。
ただ、聞くところによると孔子、ずっと迷っていたようですね。
天命を知りたかったというわけではないけれど、50を前にして、老後が見えてきた時でもあり、借りて来た踊りではなく、日本人として日本の事を身につけておきたかったという思いが次第に大きくなり、色々探していました。
ZUMBAは本当に楽しくて、その道に進もうかな?とも思いました。ラテンの曲に合わせて踊る。サンバ、タンゴ、サルサなどをステップを踏みながら。
でも、本当の人が見て、そのステップ可笑しいよ!と言われた時に、どこが可笑しいのか判断が付かない訳で、それじゃあ幾らその道に行ったとしても所詮まやかしでしか無いだろうなと言うのが諦めた理由の一つです。
そんな時にコンビニで出会ったのが、とみ新蔵さんの漫画「柳生蓮也武芸帖」でした。
そう言えば、子供の頃はテレビでは柳生十兵衛が大活躍してて、何故か最近買う小説もその流れのものが多いなぁと感じていたところでした。
読んでいくうちに、蓮也がとてつもなく強く、どうして強いのかを考えるに、新陰流を蓮也が習っていなかったら負けていたのでは無いかと思うに至り、新陰流とは実際どんなものなのかを知りたくなった訳です。
それからはネットで、新陰流について調べ、どこか新陰流を習うところは無いだろうか探していました。
そして見つけたのが、仕事の定期を使うと稽古場に楽に行ける、#新陰流正伝上泉会 という団体でした。
その時はホームページが今とは違う感じだったのですが、最新のホームページはこちらになります。